アルカリイオン水
尿酸値を下げる
はじめに
腎臓病になって気が付いたのは、尿酸値。それまでの健康診断では基準値以内で大して気にも止めませんでした。血中の尿酸値が高い状態を高尿酸血症というのは、CKDの方なら知ってると思います。入院直後の私は尿酸値が11まで上がり、尿毒症となりました。退院後は9前後で横ばいでした。高尿酸血症は腎機能に悪いということを聞いたのですが、対処のしようがないまま過ごしていました。
巷説の批判
尿酸値といえばプリン体摂取を減らすのがはじめで、次が酸性食品を控える、というものではないでしょうか。
しかし、腎臓病でタンパク質制限をしている人は関係ないですね、もともと摂取していませんから、過剰摂取なんてできません。
また、プリン体は人体で作られるので、過剰摂取しない腎臓病患者には関係ありません。
酸性食品は食品にpHセンサーを指して測るもので、焼いたものの組成からpH議論しても意味はありません。
おしっこは何をしているのか?
そもそも、尿酸はおしっこに溶けて腎臓から排出されますが、おしっこは不要なものを排出するだけでなく、血液や体のpHを調整するためのものです。血液が酸性となった時、より強酸性のおしっこを作って排出し、血液のpHを維持します。しかし尿酸はpHが低いとおしっこに溶けないので、血液中に留まり、尿酸値が上がります。
結論
そこで、血液を少しだけアルカリに傾ければ、おしっこは弱いアルカリ性となり、尿酸は効率よく排出されます。めでたしめでたし。
私はアルカリイオン水を少し飲んで、調整しているつもりです。逆に酸性飲料は控えています(令和2年夏は炭酸を飲みすぎて尿酸値が上がりました)。
2ヶ月で、
9.1 ー> 7.8
と劇的に改善されました。もちろん、夏でも日々の自転車のトレーニングは続けながらです(私は下の商品を朝夕コップ一杯ずつ飲んでいます)。
注意
最後に注意です。アルカリイオン水はアルカリなので、ナトリウムやカリウムを必ず含みます。CKDのステージが進んでいる方は絶対に飲みすぎないで下さい。